無題

CDが売れてないからって人が音楽を聴かなくなったわけじゃない。
本が無くなったとしても人が知識を欲さないわけじゃない。物語を読まなくなるわけじゃない。書籍という入れモノの代わりに文章を読んだり、情報を得るのに、もっと適した受け皿(電子書籍)が出来そうって話。
別に今の書籍や雑誌という形のほうが適していれば、そちらを使うだけ。文化だなんだってのは可笑しい。ただ今迄、本に代わる最も適した受け皿が無かっただけの話で、本というメディアで利益を得ていた人達がその利益を守りたいが為にいまの状況になっているんだと思うよ。
わかんないけど。

最近こんな事ばっかり言ってるなあ。本当にこのままじゃダメになるよ。日本。別に愛国心が強いわけじゃないし、国でも文化でもなんでも無くなりゃ無くなるでしょうがねえと思うんだけど、ただ黙って見てるだけってのが我慢できねえってだけ。

ただ、気を付けて貰いたいのは、やらないより、やったほうがいいと思い込む事は危険だ。例えば、戦時中の特攻。やらない方が良いに決まってる。やらなくてすむなら、それに越した事はないと思うよ。

国破れて山河あり。と唄った杜甫は正しい。もし今、日本という国がなくなったとしても、急に俺の命が無くなるわけじゃなく、明日が来なくなるわけじゃなく、日常は普通にある。日本であまりピンと来なきゃ、日本を会社とか店とかに置き換えればわかりやすい。

で、なんの話だっけ?
あ、また違う方向に。ただ、本を紹介するのは面白くねーから、適当に話題を最初に書こうと思ってたんだった。でもあんまり良くないな。なんせ、的を射てないし、結論がない。
こんな時は、本を紹介して取り繕おう。

えっと、これ。

エディ・スリマンと同じギャラリーと契約していて、昨日紹介した写真集「Rock Dialy」にも作品が載っているとか。親しい友人らしく、なにか2人でやるプロジェクトがあるとか、あっても誰も知らないとか。
Anselm Reyleの作品集。エディトリアルとか格好良いよ。読みづらい色だけど。アシッド!!

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