ヘアスタイルが主張しうる時代の

例えば、ロカビリーはリーゼント。あれはすでに重力に反抗している。それは、20年代から30年代のザズーの時代からそうだろう。しかし、あのトップのボリュームは撫でつけるだけのオールバックとは全然違うし、ダックテイルなんてあの時代の特徴だろう。
モッズはマッシュルームカットよりも短く刈り込んだ初期のポールウェラーみたいなのが多かっただろう。その後のスキンヘッズがモッズから派生したのは決してたまたまじゃない。よりスタイリッシュに、よりストイックにモダンをシンプルを追求した結果だろう。
パンクは今でもたまに見かけるし、ラスタファリアンのドレッドも然り。サイコビリーなんかも格好良い。今っぽいかなあ。

そんなステレオタイプが通用したのも10年以上前だろうか。それぞれのスタイルによって、所属や思想までもが表された時代。今やなんでもアリな感じですね。ヒップホップを聴くロカビリーファッションの人がいても良いし、ファッションパンクなんてのは揶揄だけれども、それはそれで良いと思う。楽しんでれば一番良い。思想や信条がファッションに反映されるのもまた良いと思う。

今日はファッションを楽しむ為の一冊。まずは髪型から楽しんでみませんか?

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