美しいということ。

美しさの基準は最終的には個人的な判断に帰結するけど、ある程度は共通認識があるのもまた事実だ。例えば、美人の基準なんてのは平安時代と現代を比べれば一目瞭然。それに美しいイコール好きではないという事実。例えば、バブル時代の申し子のような絵描き、クリスチャン・ラッセンなんかは、良い例だろう。キレイだけど、全く魅力のない作品のだ。少なくても僕にとっては。

話がそれてしまって、書かなくていい悪口を書いてしまったが、今日は靴の本。高級ドレスシューズ「ベルルッティ」の本。美しい靴ってのは、なんであんなにもエロティックなんだろう。綺麗な曲線、そして革の持つ質感と光沢。
そしてそれを生み出している人達。ブランドの歴史を一望する薄い写真集のような内容。おすすめの一冊。

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