我思う

先日、発売されたフォトグラフィカのライアン・マッギンレイ特集にすっかりやられてしまったが、結局思うのは、何故これが1年前に出来ないのかという事。
今が第二の旬の時期だというのは充分わかる。moonmilk、everybody knows.....と立て続けに出版され、リーバイスの広告、Mark Jacobs men'sのモデル、ニューヨークタイムズでとりあげられたり。
しかし、ファンが注目していた時期は、1年以上前、twinpalms plessから新しい写真集が出ると言われていた2007年か遅くても08年だったはず。僕もその一人。
折角良い紙面使って、結構な人達が作ってるんだから、後追いみたいなタイミングじゃなくて、もっと早く出して欲しいなあ。無理なのかな。雑誌は既にスピードを失って、それを望まれてもいないのか?

何だろねえ。この消化不良感。記事も悪く無いし、ほかの特集も悪く無い。何かを期待しすぎているのか。

まあ良いや。良い雑誌があれば買うだけ。購入するってのは何よりのリスペクトだろう。質素な暮らし、節約術なんてクソくらえ。買って、買って、借金してでも買いたいモノがあれば、それは素晴らしい事。自分の部屋を見渡してみりゃ、何よりも自分が剥き出しになってるよ。買うってことはモノと真剣に相対する事。アートを買うのも同じ。お前の生活を掛けてみろ。迂闊に良いねなんて言えんよ。

で、今日買って貰いたい本。
ライアンの初期の写真集。

http://www.flotsambooks.com/SHOP/PH00019.html