そろそろ

何で読んだのか忘れてしまったが、自称天才、そして誰もが認める天才、アラーキーこと荒木経惟が、面白い事を言っていた。

かなり曖昧な記憶だから、細かいところは違うかもしれんが、大まかにこんな感じ。
良い写真家は文章が上手い。それは小説、文章で表現できない事を写真で表現するからだと。
たしかこんな事だったと思う。
写真表現で出きる事、文章では伝えきれない事を認識出来ているからこその言葉だろう。勿論アラーキーは文章も上手いし、何より面白い。

今日はこれ。
アラーキーの写真集はほとんど手離してしまったが、これは好き。鈴木いづみを撮った写真集。この夫婦にはもっと長生きして欲しかったなあ。歳を重ねるって事をきっと教えてくれただろう。
それにしても時代を駆け抜けた才能を世界が理解するまで随分と掛かったもんだ。
まあ僕なんか死んでから20年ほど経ってから知ったんだから、何も言えないが。

何はともあれ、この写真集は良いっすよ。
天才はやはり時代時代で良い仕事をしてます。

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