空っぽ百歩。
そうだ、京都行こう。
ってさ、一昔前のCMみたいに、思い立ってさ、で、しかも昨日は休日じゃん。
もう、そりゃあ、荷物もなくさ、サイフを片手にちょっとそこまでって感じでさ。
フラフラっと家を出たのよ。
でもさ、京都に全く思い入れも、行きたいとこもないしさ、そもそも、財布に金が入ってないのよ。昨日のサイフの中の人物は双子の英世。あれ、諭吉兄さんは？っていう俺の言葉も虚しく響くよね。
いやあ、毎月何度もこのデジャヴュを繰り返してたら、少しはオカシクなるよ。俺も。
きっと、あの映画もこういうコトなんだろうなあ。サイフの中の消しゴムも。
で、結果、コンビニで煙草買って帰る。
結果、ちょっとそこまで。
良いの良いの。
気にしない。
それにしても、家から出ないと、何も書くコトがない。
でもさ、昨日さ、久しぶりの休日でさ。
よし、商品をガンガン登録して、右から左に売りさばいて、本気でちょっとしたお金を持ちたい。リアルなコト言うと、諭吉３人。３人いたら、スゲーよ。単純に英世30人分のPowerがあるからね。まあまあ、良いモノ買えそうだし。
で、俺の新たな才能が発見されたよ、俺に。
最初に気が付いたのが13時ね。うお、朝8時に起きてPCの前にいたのに。
で、次に気が付いたのが16時。で、やっべー、俺、何もやってねーと思って、ウロウロして、何からやろうかなあって思ってたら、もう18時ね。
結果、登録した本2冊。
しかも外はもう暗い。
なんだろうなあ。何もしないでいる才能があるのかもしれん。いやあ、本当にビックリしますよ。この何も生産してないのに、容赦無く時間だけ進んでたら。
「うーわ、容赦ないっすねー」
ってつぶやいたよ。Twitterじゃなく、普通に呟いたのも久しぶりだよ。ホントに。
で、昨日登録した、2冊の本のうちの1冊。
テリー・ワイフェンバックのオリジナルプリント入写真集。ワンピクチャーブックシリーズからの第三弾。6月の小さな青い空が、まるで質量を持ったように、美しい。透き通ってるというよりは、空は宇宙に虚空に通ずるコトをそっと教えてくれるようなひっそりと小さな写真集。
僕は好きだけど、どうだろう。
小山何某さんの虹の写真買うよりよっぽど良いと思うけど、どうっすか？？
