ギンギンギン

いやあ、俺だったらどうしよう。
どもどもども。結局、俺デス。

いやさ、最近、ホントにさ、満足はしてないんだけどさ、悔しいとか、嫉妬とかさ、負けられんっていうのかな、そういう焦燥感がね、少ないのよ。
いや、負けてんのよ、色んな人に。それはわかってんだけど、それでもね、何かもっとさ、こんちくしょうみたいな、こぉの意気地無しが!!みたいな感覚がね、目減りしてる気がするんだよね。30過ぎてからかな。どうでも良いって思ってる訳じゃないんだけどね。
まあ、焦燥感や嫉妬を感じるような雑誌とか無いもんなぁ。ライター、編集者なんかにパワーが足りねんじゃねえの?今井今朝春とかさ、右近亨とかが編集、監修してた雑誌にヤられてたけど、今のその人達に興味無いし、新しいそうした人っていないのかね。あ、一応言っとくけど、昔は良かったとか、おれの頃はって思ってる訳じゃないのよ。昔なんてサッパリ良くは無かったんだから。たぶん。
昔は良かったとか、昔の作品の方が現在より良いモノが多く感じたり、クオリティが高いって感じるのは、時間に淘汰されてるからなんだよ。普遍性を持たないモノは歴史に残らない。60年代だって、70年代だって、くっだらねーモノは掃いて捨てるほどあったんだよ。ただ、今振り返った時に見えるのは、良いモノばかり残ってる気がすんだ。
だからさ、まあ、溢れるあらゆるモノを現在進行形でキュレーション出来る才能が必要なのよ。特に俺に。誰か俺にくれ!才能を。能力を。
佐々木俊尚@sasakitoshinaoって人のキュレーションの時代が来月出版されるらしい。それ読んで勉強しないとね。
あ、今日オモシロエピソードが無い。でも何も無いのよ。

今日はこれ。
Ryan McGinley。
Everybody knows this is nowhere。
これはね、今までのライアン作品とは趣がガラッと変わった作品だけど、やっぱね、良いよ。モノクロームの世界には余計なモノが全く排除されてて、背景すらなくて、あるのは撮る者と撮られる者の関係性。シャープで美しい魅力に溢れる写真集。
追加でもう少しだけ入荷予定だけど、ほんの少しだけなので、是非お早めに。
2000部限定版っす。

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