キュレーションの時代

や。
俺だよ。
良いの良いの。
俺だよ。じゃわかんねーよ、とかじゃねーよ。
俺しか読んで無いんだから、主語すらいらねんじゃねーの。
まあさ、良いや。
俺、すなわち俺、神経質じゃん?って言ってたけど、あれ無し。嘘嘘。
いやね、神経質だからさ、耳栓して寝よって思った訳よ。夜とか寝てたら、ちょっとの物音で、直ぐ起きてしまう嫁がいるし。あ、俺は起きないし。アラームが鳴って、嫁が起きて、俺を叩き起こしてやっと起きるでお馴染みだし。嫁に。
で、この前耳栓して寝たら、アラームに気が付かず爆睡。翌日は、アラームがうるさくて止めてくれた嫁に起こされ、起床。で、その翌日はなんと自分でアラームを止めて起床。
なんだ、俺、やれば出来んじゃん!
アラームに気が付くじゃん。
まあさ、耳栓してなかっただけだけどね。
結果、耳栓不要。
結果、無神経質な俺。
あーあ。どうせなら神経質が良かったな。
あ、古本屋です!つって自己紹介した時にさ、神経質っぽいほうが、なんかそれっぽいじゃん。京極堂みたいなさ、この世の終わり顔っつーか、仏頂面してたいじゃん。
それなのに、俺。
どうも、神経質っぽくないけど、その予想当たってるよ!でお馴染みの俺。じゃん。
これじゃあよー。
しかも、見た目は馬鹿そうなバイクに乗ってそうな、実際は電車と徒歩です。の、俺だし。

まあさ、良いや!
キュレーションの時代よ。
キュレーションの時代。
やって来たぜ!そんな時代が。
著者、佐々木俊尚さんの易しく、誠実な文章からは、確固たる力強さが溢れていて、言ってしまえば、インターネット普及以前のヴァーチャルに時間と空間の広がりがなかった時代への旧世界への高らかな訣別宣言!旧時代の側に居ても全くおかしくない年代の方から、(といっても、俺とそうは違わないけど)こういった著作が出るのは何より力強い。
新しい価値基準が、今まさに始まっている時代だからこそ、確認の為に、変更の為に、リセットの為に、反発の為に、読んでみれば良いと思う。漠然とした感覚を言葉に直して整理される感じ。思っていた事、感じていた、不安や疑問がハッキリする感じ。
キュレーションの時代!キュレーターやキュレーションとか連呼してる本じゃないよ。シッカリと推敲された文章からは、キュレーターやキュレーションって言葉はなるべく使われないで、多数の色んな業界での具体例を挙げながら、見事に結論まで繋ぐ著者こそ、一流のキュレーターであるんじゃないか。

話が長くなった。
色々再入荷してますよ!!!

Larry Clark!「ティーンエイジラスト」
言葉不要、説明無用の傑作!

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スキン+ボーンズ 建築とファッション

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それとこれは新入荷!
Larry Clark!パリで開催された展覧会の図録。新旧入り混じったラリー・クラークの世界を堪能出来る素晴らしい図録です!

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