チャックサック!

手前、手前小僧!
ども、俺じゃん!
いやあ、やついいちろうの新しいやつ聴いてます。
どうなんすかね?
ただ、エレキコミックが好きなだけだから、選曲した音楽に興味があるわけじゃないのよね。
ただね、いま一番熱いのは、菊地成孔の粋な夜電波ってラジオ。
オモシロすぎるな。あの人。
まあ、チャラい。いや、違うな。
チャラチャラとチャラついて薄っぺらい人の事をチャラペラって言うんだけど、チャラいって言うと、全然違うし、決してペラくない。寧ろ厚いのよ。幅広く深い知識の断層が幾重にも重なってて、そのエッセンスを軽やかに饒舌に語ってるのが、菊地成孔だと思うから、あれだ。
軽いのよ。
難しい事を難しく言うのは簡単で、難しい事を易しく言う方がよっぽど難しい。
それを事も無げにサラリとやってのける軽さこそ、菊地成孔のスゴイ喋りなんだと思うなあ。
良いなあ、ムチャクチャ羨ましい。
俺もそうありたいと思ってんだけど、結局、一言で済む話しを、延々と続けてしまう、着地点も無いのに。。。。

易しい話しを回りくどく喋るから、結局理解不能って言うより、
「えーっと、その話、まだ続くんスか?」
って言われる感じ。
あの、なんて言うの、
「それとって!」
「どれ?」
「だから、そこのそれ!」
「どれよ?」
「違う、違う、右右右!」
「こっち?」
「違う、違う、俺から見て右!」
「これ?」
「違う、隣隣!」
「これか?」
「それそれ!」
「じゃ、最初からハサミって言えば良いじゃん」
「あ、やっぱ、ダメだ、使えねえや、これじゃ。チッ!」
って感じね。
ほらー。
ね、結局余計な例えを挟んだから、方向を見失ってるし、何の話しをしてたかわかんんなくなってるし。
最後のセリフを言った所為で、そうとうイヤな奴になってるし。舌打ちまでしちゃったし。
ただ、例え話をするだけの為に、一旦、嫌われたし。
要するに、面倒臭いのよ。
あーあ。
じゃあ、本をね。
本を紹介しますよ。

今日はね、ドゥルルるるるる、あ、ドラムロールのつもりね、これ!!えっと、これ!


ANTON CORBIJN FAMOUZ PHOTOGRAPHS 1975,88 アントン・コービン写真集
5,250円(税込)
写真家、映画監督等としても活躍するAnton Corbijn(アントン・コービン)の1975年〜88年までの写真を編集した写真集。デヴィッド・ボウイ,トム・ウェイツ,ブライアン・イーノ,ジョニー・ロットン等ミュージシャンの写真も多数掲載。

そういや、今度出るね、トム・ウェイツの写真集!
http://www.flotsambooks.com/SHOP/PH00196.html